京大医学部合格体験記その4(国語の勉強法) 国語(センター170/200、2次試験73/100)

現代文は読みと書き、そして予備知識に分かれます。

読解力をあげるコツは、問題文を読む時に文と文のつながりを意識することです。接続語や指示語は問いにも結びついていることが多いので要注意。はじめは速く読むよりも深く読むことを心がけてください。練習を続けていけば自然と読むスピードは上がります。また、先に結論よ設問を読むのもいいと思います。議論の終点と、何を解答すればいいかを念頭において文を読むことができるからです。
 記述するにあたって、解答欄に自分の意見を書いてはいけません。本文に書いてあることが全てです。具体的な解答法としては、本文から解答の核となるものを3個以上ピックアップし、本文の流れに合うようにつなげれば骨組みができます。後はその骨組みに本文の内容を肉付けすれば答案完成です。解答する時は、主語と述語が合っていることを確認し、文が長くなりそうだったら、2文に分けることを心がけてください。また、日本語は文末決定型の言語なので、解答の核の中で最も大切なものは解答の最後に書くようにしてください。
 現代文における予備知識とは、西洋と日本の違いなど、評論文でよく出る主題についての知識を言います。それらを知っていれば結論が予想できるようになります。僕は『ルパン三世の合格大作戦
② 語句ェ門』を使っていました。漫画もついているのでわかりやすいです。

 古文は英語と同じで、単語と文法が大切です。単語は、『古文単語ゴロ565―ゴロで覚える
』を高1の時から、模試の前日にまとめて覚えていました。文法は市販の問題集を2~3冊しました。単語と文法がある程度固まったら、学校からもらった文章問題集の問題文を毎週1回全訳していました。京大の古文は現代語訳がメインなので、全訳は大切です。また、京大の古文では、和歌を現代語訳させることもあります。有名な掛詞(秋と飽きなど)をある程度覚えて、どんな語が掛詞になるのかについての感覚を養ってください。

 漢文は返り点の返り方をマスターした後、重要漢字と句型を覚えました。重要漢字は市販の読解問題集の巻末についているまとめを丸暗記していました。句型は漢文必携を何度も音読して暗記しました。漢文も英語と同じく1つの言語なので、音読が有効です。
 センター試験ではスピードが要求されます。だからといっていたずらに速く読んでも点数は上がりません。早い時期から文章を深く読む訓練をするのがいいでしょう。問題を解くときは、選択肢を○△×の3つ(○は正しい、×は誤り、△はどっちかよく分からない)に分けて、△の選択肢と本文を照らし合わせて間違い探しをするのがいいと思います。現代文では文章の順番に問いが並べられているので、「まず問いを読む→その問いが示す傍線部のあたりまで本文を読む→解答する」を繰り返せばいいと思います。古文、漢文では、本文の最後にオチが書いてある可能性があるので、1度文章全体を読んでから問いに答えるほうがいいと思います。