京大紅萌会では日々京大の問題を○○分解したものを使って指導しています。

この○○分解とは紅萌会ですはごく大事な概念なのです。

ずっと伏字にしておこうかと思いましたが今日は特別に公開しちゃいます。

京大の入試問題は要素分解せよ!!

京大紅萌会ではただ漠然と京大の過去問を解くのではなく、その問題を構成する要素を意識しながら問題を解いてもらいます。

京大の入試問題は1問あたりだいたい3つの要素が含まれています

そしてその要素の類題を徹底的に演習してもらいます。

また予想問題を作る時も、京大が好きそうな要素を組み合わせるのが基本です。

例えばここ3年の京大入試で必ず出題している要素があるのですが皆さんご存知ですか?

今年京大を受験する受験生でもちゃんとわかっている人とわかっていない人がいます。

どちらが京大合格に近いかということは言うまでもありません。

特に京大医学部受験生や数学で逃げ切りたい受験生はきちんと把握しておきたいところです。

ここ10年どんな要素から出題されているかの一例です。(一覧表の一部)

math2012k.jpg

紅萌会ではこの要素を元に具体的な類題を用意しています。

例えば「数学的帰納法」はここ3年必ず出題されています。

(この他にもここ3年必ず出題されている要素があります。)

全部の要素をはここでは掲載しませんが、勘のいい人ならこの一覧表を見るだけでも今年の京大入試でどんな要素の組み合わせが出題されそうか予測できるのではないでしょうか。

また、京大の入試問題に限らず普段から要素を意識しながら問題を解くことで自分の得意な要素や苦手な要素が何であるか把握することができます。

入試本番では問題を解く順序も大切です

どの問題から解いていくかを決定するときにこの概念が役立ちます。

普段から数学の問題を要素分解しながら解く習慣が身についていれば、

  • 「この問題は私の苦手な要素が含まれているから後回しにしよう」
  • 「この問題は私の得意な要素が含まれているからさっさと解いてしまおう」
という具合に優先順位をつけやすくなるのです。
漠然と問題を解いてきた受験生と要素を意識しながら問題を解いてきた受験生はここの判断力が違います。
京大受験生であれば、解答を見れば理解できるレベルまで到達しているはずです。(到達していなければ合格は厳しい)
解答を見れば理解できるけれど、本番の入試では時間内に解答できないという人は問題の要素を見抜けていないということが考えられます。
京大入試まであと1ヶ月を切りましたが、これから数学の問題を解く際は常にこの問題の要素は何か?ということを意識しながら解いていってください。
今気づいた人はまだまだ間に合うかもしれません。

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